痛みとは

一般的に痛みとは警告信号という役割があります。
カラダのどこかに異常があることを教えてくれるアラームとして働いています。

整体では、痛みが生じた部位丹念に調べて、その原因を追究して改善を図るということをしていきます。

国際的な機関の痛みの定義では

「組織の実質ないし潜在的な傷害と関連した、あるいはこのような傷害と関連して述べられる不快な感覚的・情動的体験」

と定められています。

痛みの2つの要素

痛みは2つに分けて考えられます。

1感覚的要素の痛み

組織などが損傷することにより起こる痛みで、損害の大きさと比例して起こる。

すべての痛みに共通する。

2情動的な要素の痛み

組織損傷の大きさとは別に情動的要素で悪化する痛み。

慢性痛で特に強い傾向にある。

不安・恐怖などネガティブな思考によって変化する痛みをさし、警告的な意味合いはない。

急性痛と慢性痛

急性痛とは、警告信号としての痛み。

侵害刺激による侵害受容器の興奮によってもたらせられる痛み。

慢性痛は、痛み自身が疾患で警告信号としての意味は少ない。

侵害受容器の興奮による痛みというより、興奮を含めた脊髄や脳の痛みを指す。

 

つまり、急性はその部分に原因がある時の痛みで、慢性はその部分以外に原因がある時の痛み。

多くの慢性痛は、その部分以外に原因があるため原因を見つけるのが困難な場合が多い。

対処方法

急性痛の時は、痛みを感じている部分に早く駆け付け下人を追及する「鑑別」が主流。

慢性痛の場合は、痛みを感じている部分に原因がないことが多く「痛みを止める(沈痛)」が主流。

 

整体的には

急性の場合は、まずはお医者さんにいかれることをお勧めします。

痛みの部分に原因がある時は、お医者さんの手当が一番効果が高いからです。

お医者さんに「様子をみてみましょう」って言われた場合は、慢性痛の可能性が高いです。

そういう場合は、ぜひ相談お願いします。

骨格的ゆがみや筋肉の緊張をとることで、痛みが和らぐ可能性があります。

 

Translate 翻訳 »